アンタレスDCMDの特徴
外観がスッキリしたデザイン
内部にメカニカルブレーキを置き外観がとてもシンプルなデザイン。
スプール径38mm/22 mmでラインキャパ増した
スプール径を37mmから38mm上げ、ナイロン20lb、PE4号100mを巻けるようになりました。
ソルト対応モデル
従来のアンタレスは淡水専用でしたが、MDはソルト対応モデル。
XBモード
ブレーキは1~8まであり、1~4の設定は空気抵抗の少ないルアーを、5~8を空気抵抗の大きいビッグベイトなども投げられるように設定されています。
ドラグ性能アップ
1kg増して6kgに性能アップして大型の魚も対応。
スペック
ギヤ比 | 7.8 |
最大ドラグ力(kg) | 6 |
自重(g) | 235 |
スプール径(mm)/幅(mm) | 38/22 |
糸巻量 ナイロン(lb) | 12-165m 14-145m 16-120m 20-100m |
糸巻量 PE(号-m) | 3-130m 4-100m 5-80m |
最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | 93 |
ハンドル長さ(mm) | 45 |
ベアリング数BB/ローラー | 10/1 |
PE2-200m 、シマノ表記では3-130mなんですが3-150mは巻けました。
ソルトで4年ほど使用してみて
バーサタイル性に優れていて軽量のルアーウェイトは7gのシンペンが14~15m程キャスト可能ですが快適とは言えません。
正直なところ、特に気になるデメリットもなくこれまで扱えていますが、スピニングと違いベアリングやギヤの酸化、腐食はし易いように思います。
剛性感や巻き心地
比較対象にはならないと思いますが、カルカッタコンクエストに比べるとハンドルのガタつきやハンドルを回した時のノイズのようなものを感じます。
強風や向かい風
DCの恩恵もありバックラッシュなどのトラブルも少なく向かい風や強風などのシビアな状況下でも安心して釣行が出来ます。
飛行姿勢を崩しやすいジョイント系のルアーも投げやすいと思います。
以前はスピニングタックルを使用していましたが、飛距離面でもあまり気になることはありません。
軽量ルアーはスピニングのほうが扱い易いです。
キャストの後半にひと伸びしていくような感じで飛距離は出ているように感じます。
メンテナンスがとても重要
ソルトメインで使用しています。
購入当初はシャワー(温水ではない)を掛けて水気をとりスプールを外して陰干しをして その後、注油。
私がやると、この程度のメンテナンスでは結局のところ、ギヤやベアリングは1年くらいで腐食していました。
因みに私はリールの分解が出来ませんでしたが、どの程度の洗浄と分解が必要なのかを試したく、繰り返し少しづつ分解の範囲を広げていきました。
その結果、分解を前提にした洗浄をすることにしました。
張った水の中に浸けてハンドルを回したり、クラッチを切ったりして可動部分を動かし内部の塩分を落とし、水気をとって全分解して陰干しをするようにしています。
この洗浄方法だと内部の水気が取れないとベアリングの錆びやギヤの腐食に繋がるので、分解しないのであれば お勧めはしません。
オイルでメンテすると乳化するので、最近ではグリスでメンテするようにしています。