塩噛みによる固着したファスナーで悩んでいる人必見!
力任せに動かそうとするとファスナーのスライダーのつまみ(引き手)が破損したり、腐食が酷い場合はスライダー自体が破損することもあります。
諦めないで!塩噛みで動かなくなったファスナーは復活するかも
固着してファスナーが機能していないから、諦めて捨てようかと思ったなら、試して頂きたいのがシャワーなどの温水やお湯、場合によっては熱湯を使用します。
素材によっては変色や歪みなど、素材自体にダメージを与えてしまうかもしれないので、理解したうえで試してみてください。
※自己責任でお願い致します。
お湯でも固着が解消されなかったので、熱湯を掛け流し、スライダーとエレメントを歯ブラシでブラッシング。
ファスナー回りやその周辺は熱湯を掛けているので熱いため、火傷しないように気を付けながらスライダーを引くを繰り返していると動くようになりました。
スライダーやエレメント部分にも塩が残っている可能性があるので、ブラッシングして温水で洗い流します。
今回はバッカンで大きかったため掛け流しで作業を行いました。
サイズが小さいものでしたら、お湯を張ってそこに暫く付け置いても塩分が溶けるので、あとは同じようにブラッシングしてしっかりと塩分除去して洗い流してシリコンスプレーや潤滑剤などで手入れをして終了です。
スライダー:ファスナーの開閉の時、エレメントを噛み合わせたり離したりする役割をしています。
エレメント:エレメントが噛み合うことでファスナーの開閉の働きをしています。
固着予防は普段からのメンテナンス
釣行後は温水でファスナーとエレメント部分をしっかりと洗い流します。
陰干しをしてシリコンスプレーを吹くとファスナーの動きも良くなります。
暫く使っていなかったモノであれば、使用前にシリコンスプレーを吹き付けておくと良いと思います。