コノシロ パターン

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コノシロは出世魚

成魚は全長25cmほどで、4~5cmの幼魚をシンコ、7~10㎝をコハダ、13㎝程度をナカズミ、15㎝以上をコノシロと名前が変わる出世魚です。コノシロの幼魚、シンコやコハダは寿司種として需要があります。

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コノシロの特徴

ニシン目ニシン科に属します。コノシロの特徴としては、黒く小さな斑点が点線状に並び、黒く大きな斑点が一つ鰓蓋の後ろにあります。
背びれに軟条が糸状のものが1本、長く伸びてるのが特徴で、生息域の同じサッパとの区別ができます。
食性は植物性、動物性プランクトンで有機物の多い内湾や河口の汽水域に群れで生息し、一生を通して大規模な回遊は行わず、冬は湾口部の比較的深い場所に移動して越冬するようです。
産卵期は春4~5月。1年で10㎝、3年で20cm以上に成長し寿命は約3年といわれています。

時期とコノシロの探し方

5月~6月頃と10月~12月頃にコノシロに付いたシーバスを狙うことができます。
コノシロは飛び跳ねたり群れ泳いでいるので、目視で確認することもできますが、表層でコノシロが確認できないときや群れの位置が特定できないときは、中層からボトム付近にいることもあり、レンジの入るものやバイブレーションを通していくと、ゴツゴツと当たるので群れの位置が分かると思います。
また、目視で確認が難しい夜間などでは「ピチャピチャ」と音が聞こえれば、その時は周辺にコノシロがいる可能性が高いので、同じようにルアーを引いて確認していきます。
コノシロを意識するようになってからはまだ、経験は浅いですが晩秋のコノシロは水温が18℃くらいで安定してくると接岸してるように思います。

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港湾や運河

港湾や運河は比較的、流れが緩いので少しでも流れるポイントやタイミングを探すことが重要です。河口付近や流速、流向の変化や合流点、水深もあって流れのある場所はコノシロが溜まりやすいです。

河川

河口付近の汽水域は川幅が広いので遠投して最後までしっかり探ります。
濁りや水温変化が起きるタイミングではシーバスの活性も上がりやすいです。
増水した河川は大変危険ですので、近寄らないようにしましょう

コノシロ パターンのルアーやタックル紹介

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この時期の東京湾奥では青物も混じることがあるので、少し強めのタックルの方が安心してファイトができます。
陸っぱりからだと横並びで他のアングラーとの間隔も狭く、魚に主導権を握られて走られると大変ですよね。

ロッド

ビッグベイトの場合、アクションを重視するなら6ft〜7ft台を、飛距離が欲しいときは7ft〜8ftが一般的な選び方だと思います。
あとは、ご自身の使いやすい長さや扱うルアーの重さでロッドの強さを決めるのがいいと思います。
ロッドのパワー不足だとキャストの正確性や操作性も失い、体への負担も増えます。ロッドの適正なルアーウェイトの表記を確認して選びます。

ルアー

コノシロの群れに埋もれないためのも、まずはアピール系のカラーのチャートやゴールド、時間帯や光量などの状況によってクリアやシルバー、メッキ系などを使用します。

まとめ

  • コノシロの群れの中やその付近を通すので、基本的にはデッドスローで巻き、群れから逸れた個体を演出。
  • 早巻き、ジャークなどのアクションはスレ掛かりの原因に。
  • この時期のベイトはイナッコやカタクチイワシなどもいるため、コノシロに拘り過ぎると釣果に繋がりません。
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