アンタレスDCMDをグリッチでメンテナンス【EVO-2000 & ROSA】

How to

今回、初めて自分でリールのメンテナンスにチャレンジしてみました。
以前は知人にお願いしていましたが、やっぱり自分で管理出来ないといけないなと思いました。
理由は釣行後の洗浄を繰り返すことで性能が低下してると思ったからですね。

※個人で分解することでメーカーの保障やメンテナンスを受けられないこともありますので、その辺は自己責任でお願いi致します。

オーバーホールするにあたって必要な工具や注油に必要なグリス、オイルを用意します。

必要工具と用意したもの

  • キッチンペーパー
  • メガネレンチ または スパナー
  • パーツクリーナー
  • ドライバー
    プラス、マイナス
  • ベアリングリフレッシュセット(あれば)
  • オイル
    グリッチオイル:EVO-2000 / ROSA
  • グリス
    シマノ:リールスプレーグリス
  • ピンセット
  • リールの分解図
  • 老眼鏡

ドラググリスが用意出来なかったので、そこはまたの機会にしようかと思っています。

ベアリングリフレッシュセットを使用する時は受け皿になるものが必要です。
私はトレイがなかったので今回は瓶の蓋を使い、瓶はパーツの付け置きする時に使いました。

初めての分解作業

ハンドルを外して最初に出てくるベアリング(No.23)ここからすでに固着しておりました。
本体(A)を外してみるとピニオンギヤの受けになるベアリングも錆びて固着していました。
クラッチ関係を外し、その下にあるベアリング(No.23)も固着・・・。
原因は分かりませんが、ドライブギア軸にキズもあり、下側にベアリング(No.41)も確認したく、固定ボルト(No.137)を外そうと確認したらプラスの頭がナメてて外せなくなってました。

fixing bolt

軸のキズは頭がナメて外せなくなった固定ボルトを緩めようとしたときに何かで固定するためのキズかな?
やらかしたなら、その時に伝えて欲しかったなぁ。

メンテ前は正常に作動していたサイドカバーのバンパーバネでしたがメンテ後になくなってしまっていたので今回、新たに部品を取り寄せました。
理由は「バネが錆びていたから外した」と言ってましたが、どうなんでしょうね・・・。

人に任せっきりだったのがいけなかったと反省・・・。

スタードラグ座金(No.33)とドライブギア(No.135)が張り付いて剝がせなくなってました。
ここまで分解しているので、必要な部品や紛失された部品がないかを確認しながら清掃、オイルの注油などして組付けていきます。

夢中になり、途中の画像取り忘れました。

dive gear shaft

ピニオン、ドライブギア、ウォームシャフトに超高粘度オイルのEVO-2000

glitch-evo2000-rosa

ローラークラッチは外さずにパーツクリーナーで洗浄し、本体内部とウォームシャフトや樹脂製のクロスギヤ(A,C)、ピニオンギア、ドライブギア、ドライブギア軸にもEVO-2000を使用しました。

今回、固定ボルトが外せなかった所に付いてるベアリング(No.41)のゴロツキ確認が出来なかったので仕方ないですね。
ベアリング(No.41)の動作確認してみて、それでもまだノイズが出るようならギアになるんでしょうかね。
ほんとはそこまでの確認がしたかったけど、今回は諦めます。

EVO-2000の気になる粘度の硬さなんですが、かなりトロッとしています。
オイルなので塗布する量を増やしても、余分なオイルはギア側面の溢れるか、流れて余計な部分に付着しトラブルの原因になるのかなと少し不安に・・・。
付属の平筆でピニオン・ドライブギア、ローラークラッチにもに薄く塗っていきます。
付け過ぎた時はティッシュなどで余分オイルは吸い取ります。

組み上げてから空巻きをしてみて思ったよりも巻き感はとても軽く、軽快で心地よい巻き感になりました。

水の抵抗を感じて巻く感じと水の抵抗なしの巻き感では全く違うと思うので、早く実釣で確認したいですね。
実釣後のリール分解した記事もありますので、気になる方はコチラから
「グリッチオイルEVO-2000で軽快な巻き心地」
気が向いたらグリスを購入してオイルとの違いを試していけたらと思います。

海水で使うなら防錆効果と潤滑性能高いROSAでスプール軸やベアリングに注油

スプール軸、軸受けの左右のベアリングにロサを使用。
このロサを選んだ理由としては海水で使用することが多いのと、ビッグベイトをするので多少粘度があったほうがいいかなと思い選びました。

スプールの回転をよくしたいのであれば、ランバイク、テフロッソやパシッブなどを検討するといいと思います。

今回、初めてオーバーホールを試みて思ったのは分解図があれば一応なんとかなると思いました。
ただ、箇所によっては組付けの向きがあるので、その辺りは分解前の写真を撮るなどして困らないようにしましょう。
少し手間に感じたところはウォームシャフト、レベルワインド部分とクラッチ回りの分解と組付けでした。
無事に組み上げられたので、実釣で早く使ってみたいですね。

after-maintenance
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