信頼して使用してるスナップはここ最近、サイズによっては入手するのが困難になってきた鉄腕スナップ。
Fishing Fighters(フィッシング ファイターズ)鉄腕スナップ【SUS】
サーフや磯のような場所では引き波の力と魚の重量によってかなりの負荷がスナップにも加わりスナップが破断することもあります。
また、魚が暴れることでスナップの口が開いてしまうこともあり、キックバック性能の重要性を感じていました。
破断強度が高いのでサイズダウンしたタックル構成も可能で、ラウンドタイプでルアーの本来の動きが出せます。
SUSってなに?
「SUS」で検索してみたところSteel(鋼)のS、Use(特殊用途)のU、Stainless(ステンレス)のSの頭文字を取ったステンレスの略称のようです。
ラウンドタイプの「ラウンド」って
主に丸い・半円形の、湾曲したなどの意味。
スナップサイズ 選び方
狙う魚種やタックルバランス、扱うルアーサイズやウェイトなどで使いわけが出来るので、ルアーとのバランスを考えてスナップのサイズを選ぶことを基本にしています。
ルアーの動きを抑制したい時はサイズダウンしてみたり、スナップのウェイトを考慮して大きめのスナップを使うこともあります。
強度重視で選ぶこともあります。
決まりはないので、色々試して好みのセッティングを見つけてみてください。
サイズ表
サイズも#0000~#3と7種類のラインナップがありルアーサイズや魚種によって選べます。
サイズ | 0000 | 000 | 00 | 0 | 1 | 2 | 3 |
(lb) | 20 | 35 | 50 | 65 | 90 | 100 | 120 |
(g) | 0,040 | 0,050 | 0,081 | 0,124 | 0,181 | 0,267 | 0,360 |
釣果に影響するスナップのサイズ選び
個人的な使用感なので参考になるか分かりませんが、時期や扱うルアーサイズ、ウェイト、魚種やアベレージサイズなど色々な状況で使い分けてみたりしています。
- #0000:20lb(10㎝/10g以下小型・軽量ルアー)/メバル・カサゴ・アジ・ハゼ・ヒイカ
- #000:35lb(10㎝/10g以下小型・軽量ルアー)/スズキ・バス・鯰
- #00:50lb(10㎝/10g以下・~16cm以下)/スズキ・ヒラスズキ・ヒラメ・バス・鯰
- #0:65lb(16cm以下)/スズキ・ヒラスズキ・ヒラメ・バス・鯰
- #1:90lb(16cm以下)/スズキ・ヒラスズキ・ヒラメ・バス・鯰
- #2:100lb(16cm以上)/ビッグベイト・ヒラスズキ・ヒラメ・バス・鯰・青物(実績:メーターオーバーシイラや70くらいのヒラマサ PE3号/ナイロンリーダー60lb)
- #3:120lb(16cm以上)開閉時、キックバックが強過ぎて爪が割れることもあり、使用断念しました。
正解はないので好みで使い分けもらったらいいと思います。
各メーカーのスナップを色々試してみて、ご自分に合ったものを見つけるのも良いかもしれません。
おすすめ結束
「パロマーノット」
メリット:簡単で強度があり、信頼性の高いノットで、初心者の方でも簡単に結ぶことができます。
デメリット:正しく結ばないと著しく強度が落ちます。
「イモムシノット」
メリット:簡単で強度もあることや、揺れる船上や強風でも結束しやすい。
デメリット:一定のテンションでハーフヒッチを交互に繰り返さないとまっすぐにならない点。
因みにハーフヒッチは止め結びの一種でノットの補強に使われる。
スナップやソリットリング上でラインが交差した状態で締めこむと強度不足になるので注意が必要です。
まとめ
デメリット
・店頭で見かけないこと、8個入で値段はちょっと高め?
・キックバック性が高く、#2・#3は開閉時に爪が割れることがある
メリット
・十分な強度があるのでサイズダウンして使用することも出来ます。
・キックバック性が高く外れにくい。
(ルアー交換時の開閉が楽に感じたら金属疲労の現れ)
・ラウンドタイプは可動域が広く、ルアーの動きを妨げない。